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2020-06

ついにその日がやってきた - 2017.08.21 Mon

息子ネタ。

子供の成長は早く、あっという間に息子は中学1年生。
頭脳面でも肉体面でも追いつかれ、追い越されてしまうことばかりである。
オセロや将棋は(私が)勝ったり負けたりだが、走ったり泳いだりするのはとっくに敵わなくなっている。
その中で私がこれだけは負けないぞと思っていたことがある。
それがゴルフ。

私はゴルフ好きだがさほど上手いというわけでもなく、平均スコアは90台の半ばくらい。
息子は5歳のころから私の練習についてきて適当に打っていた。
(↓当時の写真)
0-P1010914-horz.jpg

山梨に移り住んでから近くのゴルフ場の週一の教室に通い始めた。(たしか小学3年生)
レッスンプロが教えるわけでもなく半分遊びのような内容なので、そんなに上手くなったわけでもない。
今年4月から中学生になり学校近くの甲府のスクールに週一で通い始め、6月からはいよいよ大人用のクラブを使い始めた。
驚いたのはその飛距離。息子が大人用のクラブを使うと、私よりも格段に飛ぶのである。
腕相撲ではまだ私が勝つので、ゴルフのスイングではいかに関節等の柔軟性が大事かを証明している。
しかし、飛べば曲がるのがゴルフというもので、息子の弾道は定まらず、右にいったり左にいったりめちゃくちゃとなった。
だからスコアはよくなるどころか悪くなったくらいだ。
一時はスコアで負ける日も近いと感じ始めていたが、大人用クラブを使い始めてからの息子のスコアは、104,100,107,115,115,108 と全然たいしたことがない。
私としては「ゴルフはそんな甘いもんじゃない、息子が俺に勝てるのは高校生くらいかな。」などと安心していた。

今日ラウンド予定だったので昨日練習場に行ったところ、やはり息子のボールは曲がり放題で、私としては困った奴だと上から目線だった。
そして、今日のラウンド場所は、10日前と同じ蓼科のフォレストカントリークラブ三井の森。
ちなみに10日前のスコアは息子108、私87であった。
私としては相性のよいコースであり、負けることなどつゆほども考えていなかった。

ところが、前半9ホールを終わって息子46、私47と1打リードされてしまった。
私はアプローチのミスを連発してスコアを崩していたのに対し、息子は極端に曲がるショットがなく大たたきのホールがなかった。
この時点ではまだ私にあせりはなく、どうせ息子はまたボールを曲げてどこかで大たたきするだろうと思っていた。

後半に入り接戦の状況は変わらない。
12番ホールを終えた時点で息子と私はタイスコアであった。
ここから大きく局面が動いた。
息子は13番から連続3ホールでパーを取ったのに対し、私はボギー、ダボ、ダボとスコアを乱した。
つまり、15番ホールを終えた時点(残り3ホール)で息子が5打リードしたのである。
これまでも似たような状況で、最後には息子が乱れて逆転したことが2~3回はあった。
だから私はあきらめていなかったが、さすがに最後の3ホールはすべてパーを取るくらいの気持ちでいた。
そういう気持ちでパーが取れるわけでもないが、気持ちは強く持ったのである。

16番は私がパー、息子がボギーで4打差。
17番はお互いがボギーで4打差のまま18番ホール(最終ホール)を迎えた。
私にとってはかなり厳しい状況である。
仮に私がパーを取っても、息子が大たたきをしないと追いつけない。
18番ホールは右サイドに池が2つ並ぶパー5のホールで、トラブルが起きやすいホールだ。
第1打は私はフェアウェイ中央にナイスショット。
それに対し息子は力んだのか、右に曲げ池に打ち込んでしまった。(池に落とすと1ペナ)
これで逆転の可能性は残った。

私の第2打は打ち損じて左の斜面。少し前下がりの難しいライで草も深く、残りは105ヤード。
息子は1ペナなので第3打はやはり左のラフで残り215ヤード。
息子のボールはラフに沈んでいたが、彼が持ったクラブは5番ウッド。
0-P1020787.jpg

内心私はしめしめと思った。今までの息子はラフなのに力任せにウッドを使ってチョロというパターンが多い。
勝負に親も子もない、正直息子のミスショットを期待した。
しかし、息子はあまり強振せずに第4打をフェアウェイに運んだ。残りはピンまで50ヤードである。

私は頭の中でスコアを計算していた。
息子は第5打をグリーンに乗せ、2パットでこのホールは7となる。
となると追いつくには3が必要で、それは無理。
せめてバーディを取って、息子の3パットを期待するしかない。
しかし、バーディなんてそんなに滅多に取れるものでもない。
うーん、もうダメかとあきらめかけた。

しかし、最後まであきらめずにプレーしようと、ラフに負けまいとピッチングウェッジをかなり強めに振りぬいた。
するとボールはなんとピン奥1mにとまり、バーディチャンスである。
子供に負けたくない執念が生んだ奇跡のショットといえよう。

さて、息子の第5打。(残り50ヤード)
慎重にグリーンに乗せたが、8mの上りのパットが残った。
息子のパットは1m半のショート、そして次のパットは50cmオーバーで、3パットが確定。
次のパットを入れるとスコアが8、外すと9である。
私は1mのバーディパットを入れれば4、外すと5である。
現在4打差だから、私がバーディを決めれば追いつけるわけだ。

よし、いけると思って、下り1mのバーディパットを慎重に打った。
ボールはカップに吸い込まれるように転がったかに見えたが、なんと最後に左に切れカップインならず。
がっくりする私、(きっと)喜んでいる息子。
残りの短いパットをお互いが沈め、このホールは息子が8、私が5となった。
結局トータルで息子92(46+46)、私93(47+46)、1打差で息子の勝利となった。

こういう日がいつかは来ると思いつつも、もっと先のことだと思っていたのだが、今日がその日となってしまった。
ゴルフに関しては大きな壁となって立ちふさがるつもりだったのに、残念である。
子供の成長は嬉しいものだが、自分の不甲斐なさの方が悔しい。
人から見ればゴルフの勝負など他愛無いことだが、私にとっては大きな出来事であった。

気持ちを整理してゴルフ場の前で健闘を称え握手。
0-P1020791.jpg

自宅に帰り、私は息子に言った。
「しっかり練習してもう二度と負けないぞ。」
息子は即座に答えた。
「うん、僕ももう二度とお父さんには負けないように練習するよ。」

こいつ、一回勝っただけで調子に乗るなー!(笑

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Re: すごい❗

ご無沙汰しています。
子供の成長は想像以上にはやいものですね。
子供に負けないのが親の務めだと思っていますが、なかなか思い通りにはいきません。
でも、次の試合は勝ちました。笑


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2011年3月、家族3人で山梨県の小淵沢町に移住しました。人生いろいろです。

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